おはようございます。
また医学部生時代について話していこうと思います。
2年生になると、基礎医学が始まります。そして一番の要は解剖学実習です。ご献体にて、人体について学ばせていただくのです。4月~6月は毎日午後は解剖学実習があります。4人で1班となり、その日によって課題が与えられ、そのノルマを達成しないと実習が終わりません。日によっては18時半までかかることもありました。ホルマリンのにおいの中、蒸し暑い地下の解剖学教室にてエプロン帽子ゴーグルをつけての実習は少し過酷でした。しかし、やりがいもあってすごく学びになりました。
医学部ではきちんと周りとコミュニケーションをとって、情報交換をして実習やテストに対策する方が確実です。コソ勉するより、みんなと勉強しましょう!!
推薦入学した私は、周りの学力についていけるかなと少し不安でした。国内トップを争う学校出身者が浪人を経て国立医学部に落ちて入学してきた同級生などいました。しかし、みんなで勉強してると、そんなに自分との差は感じませんでした。
医学部内では、真面目にコツコツ継続できる才能のほうが大事な気がします。
また、数学や物理はほとんど使いません。
むしろ生物ばっかりです。
物理選択だった人は、最初はやや戸惑うかもしれませんが、問題ありません。根気よく続けていけば、差はほぼなくなります。
何回も言います。周りと同じことをするのです。テスト前は一緒に勉強、しんどくない程度の部活にもできれば入って、先輩からの情報を得てください。
これが大事ですね。
次は、医大生3~4年生について話していこうと思います。
小さいころから、こういう思考力を鍛えておくと医大に入ってからも役に立つと思いますよ。
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